見えない矯正治療(リンガル矯正)



この患者さんは前歯が反対にかんで、でこぼこの歯並びになっています。
症状としては、それほど強くありませんので、抜歯をしないで治療をすることにしました。
仕事の関係で、他人に気づかれたくないということでした。
上は外から見えない矯正装置(リンガルブラケット)で、下は表につける装置(ラビアルブラケット)を使うハーフリンガルの方法で矯正治療をすることになりました。



矯正治療中の写真です。
上はリンガルブラケット、下はラビアルブラケットがついています。
前歯のでこぼこはきれいな歯並びになり、反対にかんでいた前歯もよくなっています。
下は表に装置がついていますが、外からはほとんど見えないことが笑顔の写真からわかります。



1年2ヶ月で装置がはずれました。

この患者さんの感想文です。

矯正治療を始めて、1年2ヶ月で装置をはずすことができて、本当に嬉しいです!!
本当にあっという間で口の中の違和感やけっこう手間のかかる歯みがきにもすっかり慣れ、装置をはずした日は嬉しい反面、少し物足りなく感じた程でした(笑)
初めて装置をつけた時と、調整した時は2~3日痛みがありましたが、“あ~歯が動いてるんだあ~。キレイな歯並びになるぞお~!”って思うと我慢できました。
周りの人にもほとんど気づかれずにできたので良かったなあと思います。
それから、矯正を始めて、以前よりもずっと「歯」のことを大切に考えるようになりました。
食べたらすぐ歯磨きしたり、キシリトールガムをいつも携帯している私をみて、友人に「歯に対する意識が高いね」と言われ嬉しくなりました。
“目は口ほどにものを言う”といいますが、口(歯)も目と同じくらい(それ以上に?)大切だなあと感じるようになりました。
歯並びのキレイな人は健康的にステキに見えますよね。
治療が終わって先生や衛生士さんがマスクをはずして話してくれるのが、すごく感じが良くて、嬉しかったです。
矯正したことをいいきっかけに、これからも歯を大切にしていこうと思います。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

※この写真と感想文はご本人の了解を得て掲載しております。


「他人の視線を気にしなくてもいい」

それが見えない矯正治療の最大のメリットです 。
今まで、接客業などで働いている方が矯正治療を受けるうえでネックになっていたのは、
金属や透明の装置が外側から目立つということでした。
そのために興味はあっても治療に踏み切れない場合も多くみられました。
たしかに人前で話す機会の多い方や容姿が気になる年頃の女性の方にとっては、
一年以上も装置を外側につけ続けるのは、かなりの勇気がいることかもしれません。
誰にも気付かれずに治療を受けたい。
そんな方のご要望にお応えすべく、当院では、歯の裏側に装置を付けることによって、
他人に気付かれずに治療できる「見えない矯正治療」を行っています。
この方法は従来の矯正と治療効果は全く変わりありませんし、年齢による制限もありません。
はじめのうちは、食事や会話の時に多少とまどいを感じるようですが、約3ヶ月ほどで慣れてきます。
あなたがもし、装置が目立つからと矯正をあきらめていたのなら、ぜひご相談ください。

「後戻りのリスクが減ります」

歯が前に出ている、いわゆる出っ歯の方の多くは舌の癖があり、舌で前歯を押しています。
口を閉じてリラックスしたとき、舌の先はどこにありますか?
上の歯の付け根から、さらに1センチほど後ろに下がったところがタンスポットといわれる部分です。
ここに舌の先があれば問題ありませんが、下にさがっていたり、上の歯に当たっている方は舌で歯を押していることが考えられます。
『舌の力くらいで…』と思われるかもしれませんが、歯は、頬と唇が内側に押す力と、
舌が外側に押す力の均衡するところに並んでいます。
非常に微妙な力ですが常に加圧されることでこの均衡が崩れ、除々に歯が動いていくのです。
矯正治療を行なってきれいな歯並びを手に入れた後でも、再び舌の力が加わることで後戻りの
危険性が高まります。ですが、リンガル方式の場合はハビットブレーカーとしての役割が期待できるため、歯並びを直している間に舌の癖も矯正され、装置を外した後の後戻りの可能性が激減します。

「歯が後ろに下がりやすい」

矯正治療では多くの場合、歯を抜いてスペースを作り、その分、前歯を後ろに下げるといった方法を取りますが、この場合、前歯を後ろに移動させるのに奥歯を固定源に利用します。
前歯と奥歯が綱引きをしている様子を想像してください。
綱引きではどちらか片方が引っ張られ勝負がつきますが、矯正治療では奥歯が引っ張られてしまっては前歯が下がりません。表側の装置による治療では、ときに前歯が下がらず奥歯が前にきてしまうことがあるのです。
その点、舌側からの装置は奥の固定源が動きにくいというメリットがあるので、
それだけ前歯がたくさん下がります。したがって高い治療効果が期待できます。
また舌を出す癖のある人にはさらにメリットがあります。ラビアルブラケットですと、この癖が邪魔をして前歯が下がりにくいことがありますが、リンガルブラケットであれば歯の裏側に装置がついているので舌の動きを封じることができるのです。
装置が習癖を止めるハビットブレーカーとしての役割をはたしているからです。

「むし歯になりにくい」

むし歯を作らないことが治療成功のカギといっても過言ではありません。
その点、裏側からの矯正治療は歯の表面に装置をつけるラビアルブラケットに比べてむし歯になりにくいというメリットがあるので、患者さんにとってもリスクの少ない治療方法だといえます。
万が一むし歯になったとしても、表側にできたむし歯は詰めるだけですまないことが多いのですが、裏側の場合は詰めて直すことも可能です。
なぜリンガルブラケットではむし歯になりにくいかというと、歯の裏側は絶えず唾液で湿っていることが大きく影響しています。
むし歯を作る細菌は、歯垢の中で繁殖し活動を活発にしますが、唾液が常に歯の表面を濡らしていれば、歯垢が歯の上面にできるのを防ぎます。細菌の活動の場を最初から作り出さないことでむし歯を防ぐことができるのです。
また唾液には、細菌が作り出す酸を薄める働きがあります。
正確にいうと酸を中和して口の中性に保ってくれる非常に有用な働きです。
リンガルブラケットであればそれだけ唾液の洗浄を受けられるので、むし歯になりにくいということになります。

 

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