抜かない矯正がいい矯正?
矯正治療での抜歯に関してはいろいろな意見があります。
なかには99%抜きませんと言い切っている先生までいるので、調べれば調べるほど逆にわからなくなるのではないでしょうか?
誰だって痛い思いをして歯を抜くのはイヤなので、抜かないと言っている先生を選びたくなるものです。
しかし、抜歯をしないでなおしたけれど、出っ歯になってしまったり、前歯が咬まなくなってしまったり、装置をはずしたらすぐ後戻りしてしまったりした患者さまが、実際に相談にみえることがあります。
そんなことになるのはイヤじゃないですか?
そこで生きてくるのが経験です。抜歯をした方がいいのか、しなくても大丈夫なのか、過去の経験から判断していくのです。
院長は矯正経験者
院長自身も矯正経験があり、小臼歯と親知らず合わせて8本の抜歯をしています。
小学生の頃に抜きましたので、抜歯がイヤで公園で遊んでわざと1時間遅れで歯医者に行ったこともあります。
ですから、抜歯される気持ちはよ〜くわかります。
抜歯をしないですむのであれば、抜歯をしない方針です。
健康な歯をできるだけ残す
そして、抜歯をする場合でも、なるべく寿命の長い健康な歯を残し、親知らずをふくめて20年後、30年後に後悔しないような抜歯を選択したいと考えています。
もちろん、しっかり説明して、納得された上で抜歯を選択していきます。